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脱クルマで地方は豊かになる!

地方の車社会、公共交通、自転車活用をはじめとする交通論・都市計画論、その他いろいろ

自宅玄関からスーパー入口までドアtoドアの所要時間をオートバイと自転車で比べてみた。

 

香南市のような地方小都市では、ママチャリ、クロスバイク、クルマ(オートバイ)、それぞれ所要時間はどれだけ違うのか?実際に走って調べてみました。では、香南市内やその周辺地域の各地点間で、ママチャリ、クロスバイク、クルマ(オートバイ)でどれだけ所要時間が違うのかということを実際に走って計測してみました。

 

ママチャリでは時間がかってやっぱり遅いですが、クロスバイクのスピードで走れば、クルマの速さに肉薄するということは分かりました。

 

が、やはり田舎で信号も少ないだけに、クルマよりも速いということは基本的にはないようです。

 

ドアからドアまでの所要時間比較

 

それでも、クルマの車庫や駐車場での出し入れや乗り降りに要する時間を加味したら、自転車の方がかえってはやくなるかもしれません。

 

単なる二地点間の所要時間を比べるよりは、出発地の建物から出てクルマや自転車に乗って、走行して、クルマや自転車を停めて目的地の建物に入るまでのドアtoドアでの所要時間の方が、現実的な所要時間に則しています。

 

クルマやオートバイは、車庫から出して出発までに結構時間がかかります。

 

まずクルマの場合。ぼくの自宅の車庫はシャッターこそありませんが、バックでゆっくり出す必要があり出発まで結構時間がかかります。

 

手順は、ドアを開ける→乗り込んでシートに座る→ドアを閉める→シートベルトをする→エンジン始動する→サイドブレーキを下ろす→バックに入れる→バックして道路に出す→「D」もしくはローに入れる→前進して出発、と結構かかります。

 

すでに約2分はロスしてしまいます。

 

目的地に着いても建物入口そばの駐車場が空いているとは限りません。歩かされる場合も多々あります。同様にエンジン停めてクルマから出てドアの鍵をかけるまで時間がかかります。

 

オートバイの場合も、ヘルメットを被る→グローブをはめる→荷物をシート下に入れる(スクーターの場合)→センタースタンドを降ろす→エンジンを始動する→バックで道路まで押す→跨がって出発、という手順を踏むので、やはり2分くらいはかかってしまいます。

 

到着後は、良いことか良くないことか分からないですが、駐輪場はほぼ確実に空いているので探す心配はありませんが、エンジンを止める→センタースタンドを上げる→グローブを脱ぐ→ヘルメットを脱ぐ→荷物を取り出すまでに最低でも30秒くらいはかかります。

 

自転車の場合、そのロスがほぼありません。

 

スタンドや後輪錠など便利装備のある通学自転車ですと、鍵を開ける→スタンドを上げる→荷物をカゴに入れる→サクッと前向けて跨がって出発、という手順は20秒にも満たずに即出発できます。到着時も、駐輪場でサッと降りてスタンドを降ろして鍵をかけて荷物を取って、すぐ脇の店舗入口へ。

 

果たして、自転車の乗り降りの簡便さで、クルマやオートバイとの所要時間の差を埋めることはできるのでしょうか?

 

自宅玄関→スーパー・フジグラン入口で計測

 

2015年9月9日、自宅玄関(香南市夜須町)から香南市野市町にあるスーパー・フジグランの入口ドアまでのオートバイ、自転車それぞれ所要時間を計ってみました。

 

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計測に使用したオートバイは原付二種の「シグナスX」(ヤマハ製)、自転車は通学自転車ながら外装変速機を装備しクロスバイクに準ずる軽快な走りをする「ノルコグSL6」(ブリヂストン製)

 

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計測にあたってのルートは、図のようにオートバイ、自転車、それぞれが通常とりうる経路で走行しました。

 

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オートバイは、自宅にほど近い手結の信号から国道へ入り、野市ファミマ前の交差点まで走り、そこを右折して北上、「のいち駅前」交差点を左折してフジグランへ向かいました。

 

自転車は、夜須町から赤岡町までは旧道や河川敷の県道を通ってマルナカ赤岡店前の交差点で国道へ合流してしばらく国道を走行。ホテル黒潮温泉前の交差点より旧道へ入り、GS前の交差点を左折してごめん・なはり線の高架脇の道路を通ってフジグランへ向かいました。

 

無論のこと、オートバイの場合は制限速度厳守!40km/h制限のところを40km/hで走るのは結構キツかったりしますが、敢えて今回ばかりは厳守です。

 

自転車の場合は、クロスバイクで通常走る速度で走行しました。だいたい20〜25km/hで巡航というところです。

 

オートバイのドアtoドアの所要時間:18分48秒

 

自宅玄関出発時刻は10時56分、スーパー入口到着時刻は11時15分。ストップウォッチで計測した所要時間は18分48秒という結果になりました。走行距離は7.9kmでしたので、ドアtoドアの平均速度は25.2km/h

 

「まあ、こんなものでしょうね」という至って普通の結果になりました。これ以上はコメントのしようがありません(笑)

 

自転車のドアtoドアの所要時間:25分35秒

 

自宅玄関出発時刻は12時15分、スーパー入口到着時刻は12時40分。ストップウォッチで計測した所要時間は25分35秒という結果になりました。走行距離は7.37kmでしたので、ドアtoドアの平均速度は17.1km/h

 

結局、ドアtoドアで計測しても自転車が6分47秒遅いという結果が出ました。

 

やっぱり、7km強の距離になると自転車とクルマやオートバイではそれなりに差が出てしまいました。これを遅いと捉えるか、むしろこれだけの差にとどまっていると捉えるかは人それぞれだと思いますが。

 

しかし、差が開いてしまったのには理由があります。

 

やや、運に恵まれていませんでした(笑)

 

当日はやや向かい風ながらも走りは至って順調でした。途中、信号にかかるものの程よいタイミングで大きなロスはありませんでした。

 

少なくとも、フジグラン到着直前までは・・・

 

もうすぐ到着というフジグラン前の「のいち駅前」交差点の一つ前の交差点で、交差点を渡る直前に信号が赤に・・・

 

まるまる2分ほどロス・・・

 

ようやく青になり出発。自転車なので当然クルマのようには加速できません。それでも速度は20km/h以上に達しフジグラン入口のある「のいち駅前」交差点が迫ってきます。

 

なんか嫌な予感がしました。

 

予感は見事に的中しました(笑)またもや渡る直前で赤になってしまったのです。同様に約2分のロス。

 

最後の最後で運悪く大幅なロスを招いてしまう結果となりました。かかった信号が1回だけならもっと差が縮んだのに…。ちょっと悔しい思いです。

 

信号が変わるタイミングは、基本的にクルマの速度で設定されているので、往々にしてこのようなことは起こりますので仕方ないと言えば仕方ないのですが。

 

速度と経済性のバランスがとれた優れた移動手段

 

とは言っても、連続して信号にひっかかるというロスがありながらも、7km強の距離を25分ほどで走破できるという事実は、田舎町であっても自転車も十分に実用的な移動手段であるということをかえって証明していると思います

 

遅すぎて用事にならないことは全くもってありません。程よい速度です。5~10km程度の距離を移動するなら、速度と経済性のバランスがよくとれた優れた乗り物だと思います。

 

むしろ、こんなに便利で快適で経済的で、移動中にほどよく運動ができる自転車という乗り物が、地域内交通としてまるで活用されていないのはもったいなさすぎです!!

 

そろそろ、地方に自転車文化を広げていく活動を本格化せねば…。まず手始めにフェイスブックでグループを作ろうかなって思っています。