脱クルマで地方は豊かになる!

地方の車社会、公共交通、自転車活用をはじめとする交通論・都市計画論、その他いろいろ

『地方も自転車の時代へ(仮)』、出版社を探しています!「はじめに」「目次」「企画書」を公開いたします。

 

悩んだ末にブログに公開して、出版社を探すことにしました

 

正直、かなり悩みました。本来は、自分で直接出版社にあたって探すべきなんでしょうが、そう思いながらも2015年6月以降、途方に暮れてほとんど動くことができずに、2年以上が経過してしまいました…。

 

さすがにこのままでは、せっかく書いた原稿が永遠に眠ってしまう…。「地方の自転車活用とクルマ依存の見直し」は、潜在的に世に求められているテーマであるという自負はあります。このまま塩漬けになり続けるのは心苦しい思いです。

 

「なんとか、前へ進めて世に送り出したい!!」

 

「このまま眠り続けることだけは避けたい」ということで、今後自分で出版社を探していくにせよ、ひとまずブログにて本文以外を公開して出版していただけるところ(※申し訳ございませんが自費出版は対象外です)を募ることにしました。

 

早速、「はじめに」、「目次」、「企画書」を公開します。

 

はじめに

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端的には、以下の3点です。

 

・地方でも自転車が地域の交通手段としてもっと活用されるようになってほしい

・地方にも自転車文化広げていきたい

・もういい加減にクルマ依存を見直して行こうぜ!

 

 

思えば、約10年前のガソリン高騰時、一部地域ではレギュラーガソリンがリッター180円に迫る勢いでした。この時、自転車活用を考える大きなきっかけになり得たはずです。

 

しかし、高知市香南市を見ていた限りそういうムーブメントは全くもって起こりませんでした。地方で移動手段として積極的に自転車に乗っている者として、非常に残念な思いです。「自転車って、実は結構速くて距離も走れて経済性も高い優れた交通手段なのに…。自転車に積極的に乗ればガソリン高騰を回避できるのに…」と。

 

とにかく、「地方も自転車活用に目を向けていこうぜ!」と、世間に広く問題提起を目的として書きました。

 

 

目次

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8章構成で書いています。

 

第1章は、地方で自転車に乗るメリットを自転車利用者の視点から述べております。

 

第2章から第4章にかけては、地方における自転車利用の具体的事例、課題やあり方など、第5章は地方に向いている自転車の提案などです。

 

第6章は、山間地域の馬路村の事例です。電動アシスト自転車を貸し出す社会実験を実施されていたこともあり、山間部の事例として盛り込んでいます。

 

第7章は、高度成長期に計画的に造成された学園都市という特殊な環境を抱える茨城県つくば市の事例です。つくば市の事例は、執筆開始した初期の段階では目次案に盛り込んでいましたが、高知県の事例だけで分量が膨れあがったため後に消去しました。しかし後ほど、「高知県の事例だけでは弱いのでは?」というご指摘を受けたこともあり、改めて復活させました。ただし、ぼくがつくば市に居住して頃より状況が大幅に変化しており、改めて現地に行って取材する必要があるため、現時点では未執筆です。

 

第8章は、一番力を入れている章で「なんでもかんでもクルマに依存した地方の交通社会を改めていこうぜ!」という章です。

 

コラムは、高知県知事などへのインタビュー(予定)です。これも「出版不況の現在、出版するには”売れる仕掛け”が必要だ」という疋田智さまのご指摘も勘案して追加しました。(インタビュー自体はその少し前に考えてついていました)ただインタビューは、出版が決定してから実施する予定のため、現時点では未執筆です。

 

出版企画書

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想定される読者ですが、さすがに世間一般広くとはいかないでしょうが、自転車業界関係者の需要は確実にあると考えております。何しろ、ここ最近はロードバイクのテクニックやメンテナンスなどのハウツー本、カタログ本ばかりしか出ておらず、社会派の自転車本はごくごく少数です。そのような中で、久しぶりの「社会派自転車本」かつ「地方をテーマに書いた初めての本」ということで、注目されると考えています。

 

また、尾崎知事らのインタビューをコラムとするですので、行政関係者もターゲットにとしています。

 

自転車ツーキニスト疋田智さんほかにアドバイスをいただき、出版社も紹介していただきましたが、残念ながら最終的に立ち消えに…

 

現在の原稿(※)を書き始めたのは、2012年7月頃からです。この年は、「概要版」と「目次」(案)だけしか出来ていませんでしたが、2013年4月頃より本格的に書き始め、その夏には6〜7割ほど完成しています。

 

(※)2009年頃にも同じ地方の自転車活用をテーマにした内容で書いて、出版社に持ち込んだこともあります(それでも会議にまで上げていただけましたが、いま思うと恥ずかしい…)が、そちらはクオリティ的にもかなり未熟だったと認めざるを得ず、完全に捨てて一から書き直しました。

 

この時点(2013年春ごろ)は、2013年度内の出版を目指していました。2014年4月の消費税増税という危機感があったからです。理由は2つで、「消費税増税の影響で出版不況がより加速されると、それこそ新人は出版が難しくなる」という危機感と、「増税で物価が上がるので今の収入のままではキツくなる…、なんとかそれまでに言論人、自転車文化人として活動を開始し、収入をアップしたい」という個人的な焦りもありました。

 

実はこの原稿ですが、主に自転車ツーキニストとして有名な疋田智さまのアドバイスを得ながら書き上げています。自転車活用推進研究会の小林成基さまのアドバイスも少し得ています。何度も東京へ足を運び直接アドバイスをいただきました。

 

疋田さまもなかなか厳しく、また自分も思うようにペンが進まなかったこともあって、実際に出版社を紹介していただけたのは、消費税が増税された後の2014年9月にずれ込んでしまいました。

 

紹介していただく直前、高知へ移住してきたばかり(当時は高知市内に居住)で、クルマいらずの高知市コンパクトシティぶりを絶賛されていたイケダハヤトさまにもお会いして、移住者の視点からの内容を追加しています。(第3章に盛り込んでいます)この時、イケダさまにも原稿をお見せしており、「面白い!」という感想をいただいています。

 

www.ikedahayato.com

 

しばらくして、担当の編集者さまから連絡がありました。内容は大まかに書きますが、

 

原稿の内容、精度は申し分のないレベルだと思います。よく調べていらっしゃいます。これから社内で検討します。しばしお待ちください。

 

というお返事をいただきました。

 

「これでやっと世に出せる」

 

この時は、そう確信しました。

 

ただ、他の企画も控えているため、直ちににとはいかないでしょうが、1ヶ月くらいしたら編集作業に入り、年明け(2015年)から春ごろまでには出るだろうと思っていました。

 

しかし、1ヶ月待っても特に進展なし…。何度か問い合わせてみても妙に歯切れの悪い返事しかなく、12月には「今は色々忙しいので、年明けまで待ってください。ただ、春までに決まらないと厳しいでしょう」ということでした。

 

年明けには、東京へ行って担当の編集者さまともお会いしています。そこでも、なかなか上の反応が厳しいようなことを伺いました。「とは言っても、まだ可能性はあります。まだ少し待ってほしい」ということでした。

 

編集者さま自身は、「この原稿を眠らしてしまうのはモッタイナイ」と残念がっていました。あと「このテーマであれば、新書で出すのが一番いいと思うのですが、残念ながらウチには新書のラインナップがなくて…」とも、おっしゃっていました。確かに、単行本では1000円以上になるので買いにくいというのは同感でした。

 

結局のところ、3月(2015年)には立ち消えになってしまいました。

 

ほぼ半年もの間、頑張ってくださりありがとうございます。担当の編集者さまには、本当に感謝しております。

 

とは言え、ショックは大きかったですよ。原稿をほぼ全部書き上げ、実績のある著者を通したという好条件が揃っていたにも関わらず、最終的に白紙になってしまったのですからね。

 

自力であたってみたものの3日でボツに…

 

ダメだったのはしょうがない。やることは「次を探すのみ」。

 

間髪おかずに、他の出版社がないか例の疋田さまに問い合わせてみました。疋田さまは複数の出版社から出版されているので、どこか他があるだろうと期待していました。

 

しかし、返って来た答えは、端的に「厳しい!」というものでした。

 

今は出版社はどこもヤバくて「絶対に売れる!」って本しか出さない。残念なことに文化事業としての矜持が失われてしまってね…。

 

かいつまんで書くととこんな感じのお返事でした。

 

ショックはかなり大きかったですね。「今までやってきたことは何だったのだろう、、、」と、思い悩む日々でした。

 

それでも「なんとか自力で探さねば」と2015年5月末、2009年初頭に持ち込んだ出版社(新書のラインナップあり)に問い合わせてみました。2009年の時は拙い未完成の原稿ながらも、読んでいただき会議にまで上げていただきました。当時の編集者さまは退職されておりましたが、少なくとも企画会議で検討していただけるものと思っていました。

 

しかし、「企画書」、「はじめに」、「目次」を送った段階で、ほぼ即答といえる3日後に「うちでは難しい」というお返事をいただきました。

 

クルマ一辺倒の地方社会に警鐘を鳴らす内容で興味深く拝見しました。しかし「高知県に限定された話であること」、「地方の自転車利用というテーマでなかなか読者が想定できない」という2点で難しい。残念ながらこのテーマで書籍を出すには、今は機が熟していないと思います。個人的な感想ですが、自転車ブームは、一部の”意識の高い”都市部在住者の趣味にとどまっていると思います。

 

端的に述べるとこんな感じでした。「それでは、原稿自体を拝見させていただきたいと思います」というお返事を勝手に期待していただけに、相当ショックでした。「会議に上げても到底難しそうだ」ということで、すぐに「難しい」とお返事いただけたのでしたら、良心的と言えば良心的ですが、それにしてもショックでしたね。

 

「具体的事例が高知県のみでは弱い」というのは、大変ごもっともなご指摘でして、実は自分でも不安に感じていた部分ではありました。目次案や概要版を作った時点では、茨城県つくば市とか湘南地方とかの候補もあったのですが、高知県の事例だけで分量が膨れあがったため割愛してしまいました。しかし、はっきりとご指摘を受けた以上、つくば市の事例を即断で復活させることにしました。確かに、首都圏の事例があるかないかで売れ行きは全然違ってくるでしょう。

 

「売れる仕掛け」として高知県知事らのインタビューを予定しています

 

その後は、「なんとかせねば」と日々思いながらも、何も動き出せずに現在にいたっています。アプローチしてみようと思った出版社や編集者もありますが、さすがに恐れ多くて行動に移せていません。

 

2016年夏ごろにも疋田さまにも可能性があるところはないものか聞いてはみるものの、「う〜ん、今のご時世厳しくてね。必ず売れるではないと出版に踏み切れない。”売れる仕掛け”みたいなものがいるかもしれない」ということでした。

 

おっしゃるとおりだと思います。社会的意義があっても確実に売れるかどうか確信が持てないテーマで、しかも無名の新人が著者ともなれば、出版不況が続く中、二の足を踏むのは仕方ないことなのでしょう。

 

疋田さんにお返事いただく少し前から、「新人が素のままで売ろうとしてもやはり厳しいな…」とは思っていまして、部数を伸ばす対策としてあることをふと閃きました。

 

 

尾崎知事(高知県知事)のインタビューを入れればいいんじゃない?

 

 

自転車活用は、観光のツールとしてそして地方創生にも密接に絡んでいますし、高知県日本一の健康長寿県構想として健康の増進にも取り組んでいますので、ちょうどいいと思いました。尾崎知事のインタビューがあれば、行政関係者や図書館の部数は大幅に伸びることが期待できます。

 

kochi-cycling.com

 

そして、しまなみ海道を抱えサイクリストの聖地となっている自転車に熱いお隣、愛媛県知事のインタビューも入れてみてはどうか、さらにそれこそ自転車ツーキニスト疋田さんのインタビューも入れようと考えてています。他にも候補はあります。

 

愛媛マルゴト自転車道

 

「売れる仕掛け」として、政治家の先生方や自転車業界人のインタビューをコラムとして追加したいと考えています。それらがあるかないかでは、当然部数にも雲泥の差が出るでしょう。

 

今年中を目標に出版を実現したいです!

 

ということで、締めくくります。

 

2013年春の時点では、2013年度中(それどころか2013年秋頃)を予定していたのですが、4年経過した現在も宙に浮いたままになっています。一旦はいいところまで行ったこともありましたが、結局振り出しに戻ってしまいました。「甘い」とか「中二病」(←これは友人に言われました 笑)とか言われるかもしれませんが、本人もまさかこんなこんなことになるとは思ってもいませんでした。それだけ自信があったのですよ。

 

なんとか早期の出版を目指しています。難しいかもしれませんが、今年中を目標に出版に漕ぎ着けたいと思います。今までの遅れを取り戻したいです。よろしくお願いします。

 

連絡先

 

・メール:yassiyasea(アットマーク)gmail.com

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