地方の公共交通を立て直す!@高知家

地方の車社会、公共交通、自転車活用をはじめとする交通論・都市計画論、その他いろいろ

クルマ社会

書評『クルマを捨ててこそ地方は甦る』藤井聡著。地方の疲弊と衰退は過度なクルマ社会に一因あり。

昨年11月に書いた以下の記事で、昨年10月に京都大学大学院教授の藤井聡氏が上梓された『クルマを捨ててこそ地方は甦る』について触れました。 クルマを捨ててこそ地方は甦る (PHP新書) posted with ヨメレバ 藤井 聡 PHP研究所 2017-10-14 Amazon nomotoyasu…

京都大学大学院教授・藤井聡氏の「クルマに頼りきった社会の改善こそが地方創生につながる」に大いに賛同します!

先日、京都大学大学院教授であり、内閣官房参与でもある藤井聡氏が『クルマを捨ててこそ地方は甦る』(PHP新書)を上梓されました。 クルマを捨ててこそ地方は甦る (PHP新書) posted with ヨメレバ 藤井 聡 PHP研究所 2017-10-14 Amazon Kindle 楽天ブックス…

誤解されがちですが「地方すべての地域を直ちに脱クルマせよ!」なんて全く考えていません。

またまた「地方で暮らしちゃえば? 新潟のポテンシャル」というブログを書かれている方が、このブログの内容や主張について記事にしてくださいました。どうもありがとうございます。 「地方で脱クルマ」と言うと、ほんとに誤解を受けるというか、条件反射的…

「地方で暮らしちゃえば? ー新潟のポテンシャルー」さま、ブログ記事にしていただきありがとうございます!

9月初め、書いている自転車本の「はじめに」「目次」「企画書」をブログで公開しました。 nomotoyasushi.hatenablog.jp 実際にこれで出版社が見つかるかはともかくとして、広くご意見、ご感想をいただければと思って公開しました。さらに、Twitterも活用し常…

地方ではどこへ行くにもマイカー移動が常識!クルマに乗りつつも自転車にも適宜乗る発想がないという事実。

毎度書いていますが、地方ではどこへ行くにもマイカーというライフスタイルが浸透しています。 高知市のような「地方の中の都会」である中核都市はともかく、筆者の住む香南市を筆頭に四万十市、須崎市など人口数万人の小都市ともなると、自転車に乗っている…

地方でも「若者のクルマ離れ」の予兆は垣間見えています。

昨今「若者のクルマ離れ」とよく言われています。 直接の原因は若者の収入低下ですが… 若者がクルマをあまり欲しがらなくなった、免許を取らなくなったと。特に、公共交通の発達した大都市ではその傾向が顕著だそうです。 matome.naver.jp matome.naver.jp …

もう道路整備は程々でいい。貧弱すぎる鉄道の改良に予算を回すべし。

高知県でも、道路の開通が相次いでいます。 どんどん便利になっていく道路交通 今年3月5日には、国道33号・高知西バイパスが天神IC〜枝川IC間が延伸され、そして4月23日には、高知東部自動車道・高知南国道路が高知龍馬空港まで開通する予定です。 (高知新…

地方在住者の視点から行き過ぎたクルマ中心の交通社会が大いに問題だと考える2つの理由。

行き過ぎたクルマ依存社会、いったい何が問題なのでしょうか? 過度なクルマ依存社会が抱える問題として一般に、地球温暖化、エネルギー問題、大気汚染などの環境問題、スプロール化、中心市街地の空洞化、騒音などの都市問題がよく取り上げられます。 どれ…