地方の公共交通を立て直す!@高知家

地方の車社会、公共交通、自転車活用をはじめとする交通論・都市計画論、その他いろいろ

2018-01-01から1年間の記事一覧

桂浜へ電車(LRT)を走らせよう!【その7・〔続〕車両編】

【その6・車両編】から続きます。 桂浜へ電車(LRT)を走らせよう!【その6・車両編】 桂浜へ電車が走ってこそ、維新号・外国電車は活きてくる!! とさでん交通では現在、戦前に走っていた二軸単車を復元した「維新号」と、海外から買い集めた「外国電車」3…

桂浜へ電車(LRT)を走らせよう!【その6・車両編】

【その5・〔続〕地上設備編】から続きます。 桂浜へ電車(LRT)を走らせよう!【その5・〔続〕地上設備編】 主力車両は28m級大型部分低床車を想定 【その1・概要編】でも述べましたが、桂浜へ延伸するにあたって投入する主力車両は、下写真のような定員150人…

桂浜へ電車(LRT)を走らせよう!【その5・〔続〕地上設備編】

【その4・地上設備編】から続きます。 桂浜へ電車(LRT)を走らせよう!【その4・地上設備編】 軌間、架線電圧、ホーム高さは既存線を踏襲 基本的なスペックは、上の図の中に書いてある通りです。 軌間は書き抜かっていましたが、当然ながら既存の桟橋線と同…

桂浜へ電車(LRT)を走らせよう!【その4・地上設備編】

【その3・目的編】では、目的や目指すものについて整理しましたが、【その4】ではいよいよ地上設備を具体的にどのようにするのがよいかを解説していきます。 桂浜へ電車(LRT)を走らせよう!【その3・目的編】 以下の地図をもとに話を進めていきます。【そ…

桂浜へ電車(LRT)を走らせよう!【その3・目的編】

【その2・需要予測編】から続きます。 桂浜へ電車(LRT)を走らせよう!【その2・需要予測編】 【その3】こそ地上設備案について書こうと思っていましたが、改めて桂浜へ電車を走らせる目的は何なのか、何を目指しているのかということを具体的に書こうと思…

地方はクルマ社会ですが自転車だって普通に使える乗り物です!活用されてないのはもったいなさ過ぎる!

たびたび、「地方でも積極的に自転車を移動手段として活用しよう!」と言っています。 それは、地方は確かにクルマ社会でマイカーは必需品ではありますが、坂が多いとか冬場に積雪が多いとかでなければ、「地方都市であっても自転車で十分な機会は多く、経済…

桂浜へ電車(LRT)を走らせよう!【その2・需要予測編】

【その1・概要編】から続きます。 桂浜へ電車(LRT)を走らせよう!【その1・概要編】 【その2】として先に、地上設備案について書く予定でしたが、電車(LRT)を走らせて果たしてどれだけの需要が見込まれるかということは、何より重要な事柄ですので、【…

桂浜へ電車(LRT)を走らせよう!【その1・概要編】

前回の記事にて、高知の公共交通インフラを改善、近代化していく上で、第一弾としてとさでん交通桟橋線を桂浜まで南部に延伸していくのがよいと述べました。 nomotoyasushi.hatenablog.jp 今回より、数回に分けて桂浜延伸構想について詳細を述べていきます。…

【とさでん交通路面電車】老朽車両の根本的な置き換えは、インフラ近代化とセットで実施するのがベスト!第一弾は桟橋線を桂浜へ!

とさでん交通(路面電車)に15年ぶりの新車(超低床車)導入! とさでん交通、15年ぶり新車投入!高知新聞より。 pic.twitter.com/lDI9BNnyf2 — まりるばす (@mari6bus) 2017年5月24日 現時点では、具体的な情報は一切不明ですが(知っていてもここでは書け…

約20年前の自転車「ラ・クッション」がまだまだ現役な理由。

2016年4月に、記事にしましたブリヂストンサイクル製の「ラ・クッション」、2018年に入った現在も退役することなく現役バリバリです。あと1年半で20歳を迎えるという古参となりました。 (2017年5月31日撮影 夜須駅前にて) nomotoyasushi.hatenablog.jp し…

書評『クルマを捨ててこそ地方は甦る』藤井聡著。地方の疲弊と衰退は過度なクルマ社会に一因あり。

昨年11月に書いた以下の記事で、昨年10月に京都大学大学院教授の藤井聡氏が上梓された『クルマを捨ててこそ地方は甦る』について触れました。 クルマを捨ててこそ地方は甦る (PHP新書) posted with ヨメレバ 藤井 聡 PHP研究所 2017-10-14 Amazon nomotoyasu…